驚きのたった○カ月!?【短命の動物】
こんにちはキャリアバズ編集部のyoshiです!
つい最近、脊椎動物では最長寿とされる
推定400歳のニシオンデンザメが発見されてみなさん驚いたかと思います。
しかも、調査の結果、ニシオンデンザメの平均寿命は少なくとも272歳とのことです!!
人間の3倍近くも生きるのか(笑)
しかし学生のみなさん、逆に地球上で最短命の生き物を知っていますか!?
意外と知らないですよね。
今回は、短命の動物を紹介したいと思います。
短命の生き物といえば、みなさんは
セミやカゲロウとかがパッと頭に出てくるかと思います。
しかし、セミは1週間と命と言われていますが、実は土の中で幼虫として約7年生きています。
また、カゲロウも成虫になって1日のみしか生きられませんが、水中で1年以上も幼虫として生きてます。
そんななか、この世に誕生してから死ぬまでがとっても短い動物がいます!
しかもセミやカゲロウのような虫ではありません。
四肢動物の爬虫類です。
■ラボードカメレオン
ラボードカメレオン(学名:Furcifer labordi)は、カメレオン科フサエカメレオン属に分類されるトカゲ。
分布
マダガスカル南西部。
生態
乾燥した疎林に生息する。樹上棲。
食性は動物食で、昆虫などを食べる。
その寿命はなんと!!
卵から孵化して死ぬまでたった5カ月!!!
地球上の四肢動物の中では最も短命とされています。
11月に生まれて、1日ごとに2.6mmも成長していき、
たった2カ月で繁殖行動に移ります。
(人間の赤ちゃんなんかその頃なんか、まだ首も座ってないですよね(笑)
しかも、その頃から老化は始まります・・・・。
そして生まれて4カ月後にはメスは産卵を迎えるそうです。
とても儚いですよね・・・。
どうして、5カ月と短い命なのかというと、
マダガスカルの気候に理由があるようです。
ラボードカメレオンは雨季の間しか生きられず、
4~10月は乾季であり、その過酷な時期を避けるために
卵の中で雨季になるまで耐え忍ぶのです。
そうすることで、個々の寿命は短いものになってしまいますが、
「種」の継続を可能にするといった彼らがとった戦略と考えられています。
(もっと良い環境に移動すればいいのに(笑)
進化というものは時には恐ろしいものですね!!
ラボードカメレオンは5カ月と少ない寿命の中で必死に生きています。
我々人間はその何倍も生きられます。命の尊さを改めて気づきましょう!!