人工知能は今や文学の領域にも!?
こんにちはキャリアバズ編集部yoshiです。
今話題の人工知能について今日はお話ししたいと思います。
人間が人間を作るようなテクノロジーが実現可能になるなんか、ひと昔前には想像なんてできなかったと思いますが、人工知能は、いまでは多くの企業が参入し開発をしています。
例えば、世界最大のコンピューターメーカーIBMが開発する「ワトソン」は、コンピューターでありながら、人間と同じように情報から学び、経験から学習することができます。今は自己学習で、外国語を勉強をしてるそうです。最近だと、白血病の女性の命を救ったりと医学の面でも今後期待できるそうです。
またGoogleの研究部門である「DeepMind」は、囲碁の世界チャンピオンを打ち破った「AlphaGo」の開発や自己学習してゲームが段々と上達していく「DQN」などを開発しています。
人工知能はコンピュータ上のあらゆるデータを使い、状況や問題についての判断を瞬時に下すことや自己学習ができるので、人間の脳を超えるのはそう遠くないですね。
そして、人工知能は文学の領域にも参入してきています。
■「賢人降臨」
出典:http://nlab.itmedia.co.jp/
クエリーアイ株式会社が開発した「零」と呼ばれる人工知能が、「賢人降臨」という小説を創作し出版しました。リカレント・ニューラル・ネットワークという人の脳を模したコンピュータシステムで、福沢諭吉の「学問のすゝめ」と新渡戸稲造の「自警録」の2冊を教科書として自己学習をしたそうです。その学びを元に創作された書籍が「賢人降臨」。
「若者」、「学問を修め立身」、「世界を制する」、「成功とは」、「人とは何を示すもの」の5つのお題に、「賢人2人だったらこう答えるはずだ」と考え「零」が答えていく作品になっています。
「零」が書いた小説「賢人降臨」は、ドコモの「dブック」で購入できるそうです。定かではないですが、人工知能が書き下ろした商用の出版物が販売されるのは初めてのことだそうです。
人間を上回る能力を持つ人工知能の出現は人類の吉と出るのか、凶とでるのか。
芸術や文学というのは人間のみが持ち合わせている才能だと思ったいましたが、コンピュータでも可能となると・・・
個人的には、なんだか怖いです(笑)
興味のある学生は読んでみてはいかがでしょうか。