スーツを買う前に知っときたい、ジャケットの種類と特徴!!①
学生の皆さんこんにちは!
前回は
「スーツを買う前に知っときたい、ダブルとシングルの違いと特徴!!」
でスーツのズボンについてお話をしました。
そして今回は、ジャケットの種類と特徴を話したいと思います!!
まずスーツのジャケットには大まかに3つの種類があります。
・シングルブレスト(左)
・ダブルブレスト(真ん中)
・3ピース(右)
出典:http://www.y-aoyama.jp/knowledge/book/kihon.html
就活など学生時代に着用するのは、「シングルブレスト」のみになると思うので、
シングルブレストについて細かく見ていきましょう。
書いている途中で気づいたのですが(笑)
結構長くなってしまうので今回はジャケットのボタンについて話したいと思います。
■2つボタン、3つボタン
・2つボタン
最も一般的なタイプです。現代の主流とされています。
学生なら入学式から就活に着れますし、
サラリーマンが着るなどビジネスのシーンでも使える幅広く使えます。
着用方法は、第1ボタンのみを留めます。
・3つボタン
一昔前(10年前ぐらい)に流行したタイプです。
2つボタンよりはクラシックな印象を与えます。
3つボタンの中でもまた分かれていて2種類あります。
「シングル3つボタン」
伝統的な英国風スタイルのスーツはシングル3つボタンが多いです。
着用方法は、第1、2ボタンを掛け第3ボタンは留めないのが基本です。
「段返りシングル3つボタン」
ラフな着こなしの印象です。
ゆったり着こなすことを前提にしている伝統的なアメリカンスタイルによく見られます。
着用方法は、「シングル3つボタン」とはことなり、第2ボタンのみを留めます。
ほかにも、「1つボタン」や「4つボタン」もありますが、
2つともビジネスシーンには適しません。
「1つボタン」は、礼装で着用されます。
「4つボタン」は、ステージ衣装やファッション性が強いタイプです。
ここで気になりますよね、どうしてボタンがあるのに
全部留めてはいけないのか?と
■全部のボタンを留めない理由
どうして一番下のボタンは留めないかというと、以下の理由があげれます。
一番下のボタンを開ける理由としては、もともと一番下のボタンは「飾り」としてつけられていて、開けて着ることを前提にシルエットが作られているためです。無理に留めるとシワができたりして、シルエットが崩れてしまう可能性があります(最近のモード系のスーツには、すべてのボタンを締めて着る着こなしが提案されていることもあります)。中世の時代から、ボタンには装飾(アクセサリー)としての意味合いが強く、それが現代のスーツのデザインとして残っているのが、歴史上有力な説と言われています
出典:http://etiquette.bb-wave.biglobe.ne.jp/201010/article_2.html
■着席時はボタンは外すが正解?留めるのが正解?
椅子に座るときは、スーツのジャケットは、
すべて外すのがルールです。
理由は、ボタンを留めたまま座ると、型が崩れるからだそうです。
女性の場合は逆で着席時はボタンを留めたままがマナーになります。
しかし残念ながら、日本では知らない人も少なくありません・・・・。
いかがでしたか!?
スーツのはとても奥が深いです!
次回もジャケットについて話したいと思います。